思念伝達とは
思念伝達(しねんでんたつ)とは、会話ではなく自分の思いを念という目に見えない形で相手に送ること。
直接的に相手と話さなくても思いを伝えられるところから特別な力であるTelepathy(テレパシー)ににも近い「超能力」の一つです。
「思念伝達」というと難しく聞こえますが、力の強弱に違いがあるだけで本来は誰にでも備わっている力でとも言われてます。
人の強い思いはある種のシグナルとなって相手の潜在意識に届き、受け取った相手の行動や思考迄も動かすことができるのが思念伝達。
占いやスピリチュアル的には、恋愛を成就させるために用いられることが多いです。
人の意識は顕在意識(けんざいいしき)と潜在意識(せんじいしき)があって、よく氷山にたとえられています。
自分で意識している顕在意識の部分よりも、無意識に考えたり行動している部分の方がはるかに大きく、同じ意識の中の現れ方の違いという話しです。
心理学者のユングによって無意識の意識は広く知られるようになりました。
人の思いや意識は占いのレベルを超えて、心理学の領域にもつながるテーマです。
思念伝達のやり方
恋愛を成就させるために使われていると聞くと、思念伝達のやり方、方法が気になりますよね!
思念伝達と聞くと、何やら特別な事をするかのように思いますが実際はそうではありません。
「思念伝達」思いを伝えるやり方は、ふだんから誰でも無意識に行っています。
言葉にしなくても「好きだ、好きだ…」と思っていると、相手に思いが伝わったり、「しばらくあっていない彼からの連絡が欲しいなぁ」と思っていたら電話がかかってきたという経験、あなたも一度や2度の経験はあるはず。
それと同じです。
思念伝達の基本的なやり方は
ただ「念じる」それだけです。
音を消した静かな部屋でリラックスし
思念を送りたい人を思い浮かべながら意識を集中させます。
伝えたい内容を具体的に強く念じる…。
別れた彼とやり直したい
相手を思い浮かべ
連絡が欲しい連絡が欲しいと
意識を集中して強く念じる…
これが基本的な思念伝達のやり方で
能力があれば、これだけでも一定の効果が期待できます。
相手を思い浮かべるときですが
強烈なイメージを作るには
写真などがあるとハッキリと意識できますよね!
そして伝えたい思いは
LINEで連絡が取りたいな…といったように
具体的に念じます。
思念伝達の効果
思念伝達は、誰にでも備わっている力だとは言っても、ただ念じるだけでは私達素人では相手の心を動かすほどの力は期待できません。
相手の心や行動をコントロールできる霊能力者、占い師さんはやはり特別なんですね。
心をコントロールすると言うと怖いけど、
ふと電話をかけたい衝動に駆られたり、
復縁のチャンスを教えてくれたり、
実力のある占い師さんは自然な形で思いが伝わるように運んでくれます。
ただし他力オンリーではムリ。
やはり本人の強い思いとの相乗効果、いえ相談者の思いの強さに左右されると言えます。
願わなければ叶わない・・・。
やはり強い願いはそれだけ大きな力になります。
人の思いには力がある
人の強い思いには力があります。
よく例として挙げられるのがスポーツ観戦でのサポーターの応援。
スタジアムいっぱいの観戦者の強く応援する思いは、スポーツ選手の行動や意識と繋がり、試合の結果を左右するほどの力になります。
意識を動かすほどの力を持っている人もいれば、多くの人の思いが集まることで流れを変えることもあります。
それくらい人の強い思いには力があるんですね!
もう一つ例を挙げると
量子力学の研究を行う中で、研究者の思いによって結果が変わるという報告は良く知られている話。人の思いには、研究結果を左右させるほどの力があるという証明にもなっています。
そんな強い力を持つ人間の「思念」ですが、恋愛成就の願いより強力なのが、恨んだり憎んだりするネガティブな感情です。
ネガティブな感情は相手だけではなく自分にも跳ね返ってしまほど強い感情…。跳ね返りなどの副作用には用心したいですね!
「復縁(復活愛)」「略奪愛」は望みが薄かったり、思いが叶わないケースも多いです。
特に略奪愛は、相手のお付き合いしている人の感情も入ってしまうので注意したいところ。
好きになった人はなかなか諦められないと思いますので、そんな時こそ力のある占い師を頼ってみるのも一手です。
もちろんしっかりと自分の気持ちを打ち明け、相手の心の中に思念を送り込んでもらい、あなたの強い思いを知ってもらう…。
実力のある霊能者さんやヒーラーなら、力を貸してもらえるかもしれません。
思念伝達のリスクと跳ね返りの代償
人の強い思いには力があります。
思念伝達の跳ね返りとは、自分が送ったエネルギーが、相手だけでなく自分にも跳ね返ってくる現象。
そしてネガティブな思いほどその力は強く、「人を呪わば穴二つ(ひとをのろわばあなふたつ)」とか「天に唾する(てんにつばする)」という言葉があるように、ネガティブな感情は自分にも跳ね返るという古くからの云い伝えもあります。
これは経験から発せられたある種の心理のようにも感じられます。
思念伝達を使った願望成就には「代償が必要」と主張する占い師もいますが、その真偽のほどは分かりません。
でも人を陥れてまで自分の思いを遂げる行為は、やはり真の幸せとはならないという事なのでしょう。
復縁や略奪愛といった恋愛問題で思念伝達にたどり着くケースが多いのですが、思念伝達を使おうと思っているなら、跳ね返りのエネルギーを充分に理解しておく必要があります。
思念伝達はいい面ばかりを見てしまいがちですが、この世の中は全て表裏一体。
思念伝達と呪いは違うもののようでいて、紙一重です。
強い効果を願うのであれば「何事も全て自己責任」という意識を持って、足を踏み入れる覚悟が必要だと思います。